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ムースの歴史はルイ14世時代?
カテゴリ:フォワグラ,料理・レシピ,歴史
 17世紀以来、女性が人前で大口を開けたり、物をかむのが下品とされた風潮があり、やわらかくとろけるような料理への嗜好が強まりました。そこでムースやピューレがもてはやされ、17~18世紀の料理書に料理やデザートが登場します。

 しかし、ミキサーもフードプロセッサーも無い時代に、歯でかみ砕かなくてよいように、ご婦人が品良く食べれる食材を下処理するのは大変な仕事だったでしょうね。
 
 例えば肉の塊から筋を取り除き包丁で細かく切り刻み、すり鉢に入れてすりつぶし、裏漉しにかける…。重労働です。こういう光景を2000年に制作された映画でシャンティイ城のフランソワ・ヴァテールの「宮廷料理人ヴァテール」で見た記憶があります。

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