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ワイルド・ライスの話
カテゴリ:料理・レシピ
 ワイルド・ライスは古くから穀物として北米大陸で食されており、アメリカン・インディアンの主食と言われ、近年ではその栄養価からスーパーフードとして注目を浴びています。肥大した新芽は「マコモダケ」としては中国料理などでも使われていますね。

 フランス人のシェフでワイルド・ライスを初めて使ったのは、リヨンのグランシェフ、ピエール・オルシ / Pierre Orsiさんと記憶しています。1939年生まれ。アメリカでも仕事されていてその経験でワイルド・ライスを使われたと思います。大阪のフランス料理店「ポンドシエル」と提携していた時期もありました。とにかく料理に対しては妥協を許さない、完璧を求めるシェフ。

ポール・ボキューズさんが父親から店を継いだころ、ここでオルシさんが働いていました。同期にジャック・マルガン / Jacques Marguin やロジェ・ジャルー / Roger Jaloux の名が書籍にあります。

 ジャル―さんはボキューズ氏の店を支えた人。
しかし2023年4月29日に48年間続いたリヨンの老舗レストラン「Pierre Orsi /ピエール・オルシ」閉店のニュースが
辻調の野口先生のブログに出ていました。コロナ、後継者不足…。どこの国も同じですね。ちなみにこのブログに出てくる鳩の料理に「ワイルド・ライス」添えられていますね。
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