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1. 肉たたきで肉を延ばす時は、滑りがよくなるよう水を使いますが、直接食材にかけると水っぽくなってしまうのでビニールやラップを被せてその上を水で濡らします。
2. 衣をつける時、小麦粉の次が卵液だけだと卵の層が厚くなってしまうのでサラダ油と水で薄めた「アングレーズ」を使います。卵の層が薄くなりパン粉のパリっとした食感が引き立ちます。
3. リゾットの米は洗わず使います。またブイヨンの量は米の4倍が目安です。仕上がりの濃度を見極め、アルデンテに仕上げ、火が通ったらすぐに皿に盛りつけられるよう他の料理の準備をしておきましょう。
4. チーズのテュイルは冷たいフライパンにすりおろしたチーズ(粉チーズでも可)を均一に敷き詰めます。縁をゴムベラで寄せ、つかみやすいよう厚みを作るのがコツです。溶けて全体が溶けて固まってきたらそっと手で剥がし、壊さないよう素早く瓶などに載せてカーブをつけます。焦がさずに白いレース(ダンテル)の状態のほうがきれいです。事前に作る場合、湿気の多い季節はシリカゲルと一緒に密閉するとよいでしょう。


オーストラリア産 スタークヴィール バックストラップ

 スタークヴィール(子牛)とは牧草で育った生後約半年の肉用種の子牛です。脂肪の少ないきめ細かく、しっとりとした赤身と、子牛ならではのやわらかさが特徴で、どんな世代にも受け入れられるメイン食材として人気です。

 バックストラップは子牛に使われるカットで、リブロースとサーロインがつながった状態のロース肉です。丁寧に処理をすることでロース芯を長くとることができます。

 
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リゾットは雑炊ではない!?

 1979年に大阪の辻調にベニスから「カルパチョ」や「ベリーニ」で有名なハリーズ・バーの若きシェフ、アルフレッド・デル・ぺスキーオ氏と支配人のザンボン夫妻が授業のために来日されました。記憶が曖昧(45年以上も前の話で。笑)だったので、その時のことを同僚だった元辻調理師専門学校のイタリア料理主任教授の永作達宗氏に確認しました。

 その時、生米から作るリゾットの作り方を見て衝撃を受けました。なぜなら
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薄切りカツレツのルーツはどこ?

 今回の料理名、フランス語でミラノ風となってますが、ウィーン風(ヴィエノワーズ viennoise)と言う時もあります。薄切り肉をパン粉焼きにした料理はヨーロッパ中にあり、有名なところではイタリアの「コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ cotoletta alla milanese」とオーストリアの「ヴィーナー・シュニッツェル Wiener Schnitzel (ウィーン風カツレツ)」があります。

 この二つがルーツだった感じですがどちらが先か 続きを読む


ドジャースのロバーツ監督は日本でトンカツ!

 2025年3月、ロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスのシーズン開幕戦が3月に東京ドームで行われ、ドジャースのロバーツ監督が日本でトンカツを食べたとニュースになりました。

 彼は6才まで沖縄で育ったそうで、日本人の母親の作る和食は「おふくろの味」、「カツ」で縁起を担いだのかも知れませんね。笑
日本のトンカツは厚切り肉にパン粉を付けてたっぷりの油でゆっくり揚げる
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