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豚の背脂スライス …約400g
タイム …2枝
オリーブオイル …20ml
バター …10g
塩、こしょう
黒オリーブ(種抜)タジャスカ種 …50g
ケイパー …5g
アンチョビ …3g
にんにく(みじん切り)…1片
オリーブオイル …15ml
バジルの葉(みじん切り) …5g
=なすのキャビア仕立て=
なす(大きめ)…4本
にんにく …4片
たまねぎ(粗切り) …50g
トマト(モンデし粗切り) …1個
トマトのモンデの方法はこちら
タイム …8枝
イタリアンパセリ …10g
オリーブオイル …50ml
シェリー酒酢 …30ml
==レディクション==
エシャロット(みじん切り)…30g
エストラゴン(みじん切り)…3g
ミニョネット …3g
白ワイン酢 …100ml
卵黄 …4個分
水 …50ml
澄ましバター …280ml
澄ましバターの作り方はこちら
フィーヌ・ゼルブ …6g
Kiyoのイラスト解説
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STEP 7
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STEP6の背脂にSTEP5のロースをのせ、両端の余分な背脂を1cmほど余裕を残して切り落とす。
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STEP 9
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フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、STEP8のロース肉を途中油をまわしかけながら(アロゼ)焼き色を付けたらオーブン皿に移し、200℃のオーブンで約10分、ミディアムウェル程度に焼き、保存しておく。
STEP 13
なすのキャビア仕立てを作る(4)
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スプーンでSTEP12のなすの果肉をかきだし、一緒に焼いたにんにくとタイムの葉を一緒に包丁で刻む。
STEP 14
なすのキャビア仕立てを作る(5)
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鍋に分量外のオリーブオイルを熱し、たまねぎを炒め、トマトを加える。シェリー酒酢を加え煮詰めたらSTEP13のなすを加え混ぜ合わせ、火を止めイタリアンパセリを加えたら塩、こしょうで味を調える。
STEP 20
じゃがいものクレープを作る(3)
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フライパンに澄ましバターを熱し、STEP19の生地を大さじ1杯ずつ流し入れ、中火で両面をこんがりと焼く。
STEP 21
背脂のチップを作る
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残った豚の背脂はめん棒で薄く叩きのばし、フライパンでカリカリになるまで、途中脂を捨てながら弱火でじっくりと焼く。焦げ目がついたら一旦フライパンから出し、めん棒で形を整え、更にカリカリのチップス状になるまで焼き、しっかり乾燥させたら好みの形に切る。
STEP 23
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STEP20を皿に盛り付け、STEP14のなすのキャヴィア仕立てを敷いた上にSTEP22の子牛のロースを盛る。STEP17のソース・ベアルネーズを添え、仕上げに好みの形に切ったSTEP21の背脂のチップとイタリアンパセリを飾る。
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オーストラリア産 スタークヴィール バックストラップ
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スタークヴィール(子牛)とは牧草で育った生後約半年の肉用種の子牛です。脂肪の少ないきめ細かく、しっとりとした赤身と、子牛ならではのやわらかさが特徴で、どんな世代にも受け入れられるメイン食材として人気です。
バックストラップは子牛に使われるカットで、リブロースとサーロインがつながった状態のロース肉です。丁寧に処理をすることでロース芯を長くとることができます。
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フランス産 ポーク背脂スライス
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フランス産の大貫豚の背脂を扱いやすい約2mmの厚さにスライスしています。この厚みで70x20cmのシートがとれるサイズなので、パテはもちろん、仔牛や鹿肉など脂肪分の少ない肉料理の包み材として便利に利用できます。
今回もたんぱくな子牛肉の旨味と水分を閉じ込めるために使用しました。背脂から出る脂で肉がよりしっとりとし、香ばしさを引き立ててくれます。
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なすのキャビアとは?
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今回の付け合わせに作った「なすのキャビア仕立て」はフランス語で「キャビア・ドーべルジーヌ /Caviar d’aubergine」。キャビアは使っていませんがなすの種がキャビアのようなので、フランスでは親しまれ、家庭料理として定着しています。
超有名なじゃがいものクレープ
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今回のじゃがいものクレープは1981年からフランスでミシュランの三ツ星を維持しているレストラン「ジョルジュ・ブラン / Georges Blanc」の「クレープ・ヴォナシエンヌ / Crêpes vonnassiennes」をまねて作りました。
クレープ・ヴォナシエンヌはジョルジュ・ブランの祖母のエリザ・ブラン Élisa Blancさんが考案して長年受け継がれているクレープです。
リヨンから車で1時間ほどの「ジョルジュ・ブラン」はブレス鶏で有名な… 続きを読む
クレープ・ヴォナシエンヌはジョルジュ・ブランの祖母のエリザ・ブラン Élisa Blancさんが考案して長年受け継がれているクレープです。
リヨンから車で1時間ほどの「ジョルジュ・ブラン」はブレス鶏で有名な… 続きを読む
パンチの効いたソース・ベアルネーズ
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ソース・ベアルネーズはフランス料理の牛肉のステーキの定番ソースです。
ベアルネーズからの応用ソースで有名なのは、トマトの果肉を煮たものを加えた、ポール・ボキューズのスペシャリテ「すずきのパイ包み焼き / Loup en croûte」の「ソース・ショロン / sauce Choron」です。
また、フォンドヴォを1/10にまで煮詰めた、… 続きを読む
ベアルネーズからの応用ソースで有名なのは、トマトの果肉を煮たものを加えた、ポール・ボキューズのスペシャリテ「すずきのパイ包み焼き / Loup en croûte」の「ソース・ショロン / sauce Choron」です。
また、フォンドヴォを1/10にまで煮詰めた、… 続きを読む