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1. セルヴェルを流水解凍する時は水圧で組織が崩れないよう、直接水があたらないようにしましょう。
2. セルヴェルのデゴルジェ(血抜き)時はつける氷水に少量の酢を入れます。色を白く保ち、臭みをとる効果があります。
3. クール・ブイヨンでセルヴェルを下茹ですることで、臭みがとれ、香味野菜の香りがつきます。水だけて茹でるのとはその違いは歴然です。クセやにおいの強い魚介類もこの方法を使います。

イタリア産 ミルクフェッド仔牛 ブレインズ (セルヴェル ド ヴォ)

 内蔵の中でも特殊な食材、日本語で表現すると少し抵抗がある方もいるかもしれませんが、いわゆる子牛の「脳みそ」です。

 動物の部位を余すところなく食す西洋の文化ならではの食材ですね。下処理をしっかりすることが重要ですが、ねっとりとしたコクのある食感は他の部位では味わうことのできない特別な食材です。
※写真は血抜き処理後の画像です。
  
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グルノーブル冬季オリンピック

 今回の料理名でもあるグルノーブルはフランス南東部にある都市で、1968年に冬季オリンピックが開催された都市としても有名です。このオリンピックの記録映画である、「白い恋人たち」は、我々の世代ではクロード・ルルーシュ監督やフランシス・レイの音楽と共に記憶にあります。

そんなグルノーブルで有名な料理は 続きを読む


絹織り職人の脳みそ

 フランスのリヨンは昔、絹織物の交易で栄えた街です。そのリヨンの郷土料理に「セルヴェル・ド・カニュ / Cervelles de canut (機織り職人の脳みそ)」 というものがあります。

 びっくりするような料理名ですが、別に脳みそが入ってるわけではなく 続きを読む

ムニエルとは?

 ムニエ(meunier)は粉屋、製粉業者のことで、ムニエル(meunière)は女性形。材料に小麦粉をまぶしてたっぷりのバターで焼く。調理法ではソテ・ア・ラ・ムニエル(sauter à la meunière)といいます。

 コツはバターの温度が上がり茶色く、… 続きを読む





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