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味の記憶…
カテゴリ:フォワグラ
フォワグラを初めて食べた時は美味しさが分かりませんでした。味覚というのは美味しいものに出会ったときに美味しさの味の基準ができるようです。

フォワグラに関して私の場合、1980年代にミュンヘンのレストラン「オーベルジーヌ Aubergine」(ご主人はエカルト・ヴィツィヒマン氏 Eckhart Witzigmann)で頂いたフォワグラのテリーヌでした。

バターの塊を冷蔵庫から出して、室温に20分程度置いた状態で切った感じ。
固くなく、柔らかくなく、ナイフで切ればスーッと切れる。口の中では冷たさは少しあるが体温でゆっくり解ける。舌触りはバターのようにあくまでも滑らか・・・。♪
これは技術もさることながらフォワグラの質も重要です。

この頃ドイツのフランス料理が脚光を浴びていました。同じミュンヘンの「タントリス Tantris」(ご主人はハインツ・ヴィンクラ―氏 Heinz Winkler)。
他には「イム・シュ二フェン? Im Schiffchen」(デュッセルドルフ)これらは当時3つ星でした。


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